教育大学前の地下通路、車椅子対応へ改修

社会
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2025-06-19 11:48:57

(ウランバートル市、2025年6月19日、国営モンツァメ通信社)障害のある人々の社会参加と移動の自由を促進するため、「家から出よう」キャンペーンが開始された。

同キャンペーンの一環として、O.サランチョローン議員、J.バヤスガラン議員、ニャムバータル・ウランバートル市知事兼市長と他の関係当局者らが首都の現状を視察した。


この際、障害のある人々が首都における道路、歩道、公共交通機関、地下通路、建物や住宅の出入り口などを利用する際に直面する課題について現地調査を行い、その解決策について議論が行われた。


ニャムバータル市長「キャンペーンの一環として、約2時間にわたり、公共の通りや道路、広場、公共交通機関、建物や住宅の出入り口を、車椅子を押して移動しながら調査した結果、アクセシビリティの改善が必要な点が多く見受けられた。例えば、国立教育大学の地下通路は、車椅子利用者にとって通行が困難である。また、一部の場所で歩道と車道の接続部分に高低差があり、移動の妨げとなっている。そのため、首都として現在の政策や都市計画と連動させながら、歩道を統一した基準で整備し、サービス施設の出入口の質を向上させることに注力する。更に、公共交通政策局に、障害のある市民が障害物なく移動できるよう対応を指示しただけでなく、運転手への研修を強化していく。まず第一段階として、国立教育大学の地下通路を全面的に改修する予定である」と述べた。