アジア・太平洋電気通信共同体(APT)大臣級会合に出席
社会
(ウランバートル市、2025年6月12日、国営モンツァメ通信社)5月30日~31日にかけて東京で開催されたアジア・太平洋電気通信共同体(APT)大臣級会合の場で、モンゴルは、自国のデジタル移行における成果と成功事例を紹介した。
会合には、M.トゥルガト・デジタル開発・イノベーション・通信省大臣顧問、G.テルメン・モンゴル郵便公社最高経営責任者、D.ツェングーンジャブ・国立データ・センター情報技術部長が参加し、モンゴルの通信・情報技術分野の現状や成果、ならびにアジア太平洋電気通信共同体(APT)が掲げる戦略目標の実施におけるモンゴルの取り組みを紹介した。
また、モンゴル代表団は、日本の村上誠一郎総務大臣やアジア太平洋電気通信共同体(APT)の近藤正則事務局長と会談し、二国間および多国間の協力について意見交換を行った。
具体的には、モンゴルの統合型電子政府サービスシステム「e-Mongolia」をアジア太平洋地域に輸出し、その成功事例を共有すること、モンゴルにおける人工知能(AI)を活用したサイバー・セキュリティおよび国際データセンターの設立、トランジット郵便サービスの推進に関して協力することについて意見交換が行われた。