国立外傷整形研究センター(磁気共鳴画像診断)装置が導入
社会
(ウランバートル市、2025年4月30日、国営モンツァメ通信社)モンゴルの国立外傷整形研究センターの画像診断部に、保健省の投資によって最新の磁気共鳴画像診断装置(MRI)が導入された。
導入されたMRI装置は1.5テスラの高出力を誇り、肩や肘、足首などの小さな部位も高精度かつ詳細に撮影できる先進技術が搭載されている。さらに開口部が広いため、最大180㌔までの体重に対応可能で、特にモンゴル相撲の力士をはじめとするスポーツ選手の精密検査にも適している。
同装置は、ドイツの「Siemens Healthineers」ブランドの正規代理店「Setunari」社のモンゴル人エンジニアによって組み立て・設置された。
同センターでは、今回の導入により画像診断の能力が大幅に向上し、より短時間かつ正確に検査を実施できる体制が整った。