「ホワイト・ゴールド」国家プログラム、初めて国産原料が50㌫を達成

政治
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-11-01 14:10:56

(ウランバートル市、2025年11月1日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領は、「ホワイト・ゴールド」国家プログラムの一環として、10月31日にダルハンオール県の国内メーカーを視察した。


大統領が訪れた「ダルハン・ネヒー」社は、1972年から操業している皮革産業の代表的な企業である。約250人を雇用し、ムートンコートや靴、レザージャケット、革靴、フェルト・フェルト製品、作業服・衣料などの様々な製品を生産・販売している。同社はイタリア、スペイン、タイに、牛やヤクの半製革、羊やヤギの皮を輸出している。年間生産能力は、牛革30万枚、羊・ヤギ皮150万枚、革製衣料50万着、靴50万足にのぼる。「ホワイト・ゴールド」国家プログラムの枠組みで、同社は運転資金として100億トゥグルグ、設備投資として60億トゥグルグの融資を受けた。これにより、生産設備を強化し、さらなる能力向上を図っている。





国産靴、200万足体制へ「ホワイト・ゴールド」で生産拡大


フレルスフ大統領が訪れたもう一つの企業「ハタン・イヴェール・ハィルハン」社は、「フンヌ・ムル」ブランドで、春用、秋用、作業用、狩猟用の4種類の靴を1日あたり60〜80足生産する能力を持っている。同社は、原材料の85㌫を地元の「ダルハン・ネヒー」社や「ダルハン・ミンジ」社から調達し、協力関係を築いている。また、「ホワイト・ゴールド」国家プログラムの枠組みで、設備の近代化を目的に、運転資金として3億5000万トゥグルグ、投資資金として2億5000万トゥグルグの融資を受けた。融資の60%に信用保証基金による保証が付与されている。これにより、生産能力は50㌫向上し、現在は1日あたり150足、月間4000足の靴を生産できるようになった。企業の発展と並行して、従業員の社会的課題の解決にも取り組んでいる。国内の靴メーカーは年間で100万足以上を生産しており、「ホワイト・ゴールド」国家プログラムのもとで、その生産量を200万足に引き上げる目標が掲げられている。