ホブド県:ダムディンドルジ氏、叙事詩継承者750人超を育成

社会
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2026-02-10 16:57:13

(ウランバートル市、2026年2月10日、国営モンツァメ通信社)ホブド県ドート郡出身で、モンゴル叙事詩(トーリ)を受け継ぐ第8代オリアンハイ叙事詩語り部のナツァグ・ダムディンドルジ氏が、2025年の最優秀無形文化遺産継承者に選ばれた。

この表彰は、2018年の内閣決議第354号により採択された「無形文化遺産を国内外で顕彰し、その普及に顕著な貢献を果たした継承者に奨励金を授与する規程」に基づくもので、毎年1人の継承者が選出される。

ダムディンドルジ氏は幼少期から、オリアンハイを代表する名高い叙事詩語り部ザニー・ジルケル氏、その娘ノロルマー氏のもとで育ち、叙事詩をはじめ、ツォール、トボショールといった伝統音楽の正統な技法を身につけた。

1992年以降は、オリアンハイ叙事詩や伝統楽器の指導に力を注ぎ、子どもや若者を中心に過去750人以上の後継者を育成してきた。さらに、「ドート・ノール伝統芸術団」を設立し、郡・県・地域・国家レベルの各種大会に団体および個人として参加し、これまでに300点を超えるメダルや賞を獲得している。

同氏はまた、オリアンハイ民族の叙事詩、ツォール、称賛歌、滑稽な語りといった母語による口承文化や伝統芸能を次世代に継承するだけでなく、国家的に崇敬される霊山や地域のオボー祭祀において叙事詩を語り、自然を鎮め敬う伝統的な儀礼文化を本来の形で伝える活動にも尽力してきた。

さらに、モンゴルの叙事詩およびツォール音楽をユネスコ無形文化遺産に登録する取り組みにも、長年にわたり積極的に関わってきた。

ホブド県文化芸術・観光・青年局は、ダムディンドルジ氏がモンゴル民族の無形文化遺産の保護・継承に果たしてきた多大な功績を評価し、2025年の最優秀継承者に選出したという。