メディア対象経済・金融研修 第4期 修了式
経済
(ウランバートル市、2026年2月10日、国営モンツァメ通信社)金融経済大学(UFE)は、社会貢献活動の一環として2023年から実施している「経済とジャーナリズム」プロジェクトの下、ジャーナリスト、記者およびメディアに携わる人を対象とした「経済・金融研修」第4期の修了式を2月4日に開催した。
第4期研修は、リオ・ティント・モンゴル社の支援を受け、2025年11月から開始され、計12週間にわたり実施された。主な研修内容は経済ジャーナリズム、経済学、国家財政、国家予算および金融政策、経営学、会計学、企業財務および投資分野である。
「有能なジャーナリスト ー 質の高い情報」をスローガンに実施された本研修には、テレビ、新聞・雑誌、ニュースサイト、各機関の広報部門など、官民20機関から25人の関係者が参加し、修了証を授与された。
また、「経済とジャーナリズム」プロジェクトの一環として、2026年3月から、報道機関の管理職を対象とした「メディア・アントレプレナーシップ」研修を開始する。
研修参加者の意見を聞いた。
バトバータル・ムンフザヤ(Ph.D, PMI) 経済金融大学 学士課程 教育・研究担当学長:
金融経済大学は、リオ・ティント・モンゴル社の支援の下、「国民の金融リテラシー向上を支援する」プロジェクトを3年連続で実施している。本プロジェクトの柱の一つが「メディア対象経済・金融研修」である。本研修は、経済、国家予算、金融政策、金融市場、ビジネス環境について、ジャーナリストとして専門的な理解を深め、解説をすることができる能力を高めるとともに、政策決定の背景やその影響を国民に正しく伝えられる力の育成を目的としている。これまでに4回実施された本研修には、官民合わせて65機関から、報道・ジャーナリズム分野に従事する91人の関係者が参加した。本研修は、経済・金融に関する専門知識や実務能力の向上にとどまらず、自己成長への意識を高め、継続的な自己研鑽や社会貢献への動機付けにもつながったと、講師として強く実感している。研修は、金融経済大学の教員と優秀なジャーナリストが共同で担当し、実例、ケーススタディ、統計データを用いた、参加型で革新的な教育手法を取り入れて実施された点が大きな特徴である。「有能なジャーナリスト ― 質の高い情報」を掲げる本研修を修了したすべての受講生の、今後のさらなる活躍を期待する。
トォムルホヤグ・サンチルマー モンゴル国営放送局『ホルド』ラジオ局編集者:
本研修は、経済および金融の概念を実例に基づいてより体系的に理解することができた。習得した知識を今後の業務に活用していきたい。
トォムルホヤグ・ナラントンガラグ フリーランス記者:
経済分野を代表する研究者・講師陣から、経済のマクロおよびミクロレベルの基礎概念を短期間で非常に体系的な知識として習得できたことを嬉しく思う。記者である私たちにとって、分かっているようで実は十分に理解できていなかった財政と金融政策の関係や違い、税制、インフレ率が上昇する根本的な要因、予算の構造や政策について、アカデミックな水準で実際のケースを基に議論できたことは、今後の記事や番組制作に実践的に活かせる非常に大きな機会となった。
アルダルマー・ビルグーン Parliament TV 記者:
本研修は、経済分野を担当するジャーナリストとして、非常に有意義なものであった。専門職として、経済・金融・ビジネスに関する基礎的な知識を、単なる用語の理解にとどまらず、具体的な事例や市場の論理と併せて体系的に学ぶことができた点が特に重要であった。とりわけ、統計や数値データを読み取り、分析し、その内容を一般の人々に分かりやすく伝える能力が向上したと感じている。今後は経済ニュースや解説記事を作成する際にも、より広い視野から政策レベルを意識した報道ができると考える。また、個人としても本研修を通じて多くを学び、新たな知識と理解を得ることができた。
オユナー・ウレムジ ニュースサイト副社長:
経済・金融を専攻していない人にとっても非常に有益な研修であった。記者には経済や財政の基礎的な理解はあるものの、体系的で整理された知識を短期間で習得できた点は非常に良い経験であると感じる。ケインズ理論にとどまらず、ハイエクなど多様な理論や哲学を取り上げている点も特徴的である。さらに、モンゴルの経済状況を地政学的な要因から捉えるという幅広い視点を提供する研修であった。
バヤスガラン・ハンガイ Channel 25 Television記者:
ジャーナリストを対象に研修を行っていることは、私たちの日常業務に大きく貢献している。グローバル化が進む現代において、誰もがオンラインで金融・経済関連の情報を入手できるが、金融経済大学の優秀な講師陣の授業を受け、経済・金融・会計の基礎知識を学べたことを嬉しく思う。また、経済の主要な数値の背後に政治やその他のさまざまな要因が隠されていることを理解できたことは、非常に重要な学びとなった。
バトエルデネ・ダギーマー MOTSAME国営通信社の日本語版『モンゴル通信』翻訳兼記者:
今回の100時間の研修を通じて経済ジャーナリズム、経済学、国家財政、国家予算および金融政策、経営学、会計学、企業財務および投資分野に関する経験や知識を得た。今後はこのような貴重な経験を活かし、モンゴル国内の経済ニュースを海外の読者にわかりやすくを届けたい。
Ulaanbaatar