2025年、新ジャガイモ2品種が経済流通へ
社会
(ウランバートル市、2026年1月20日、国営モンツァメ通信社)食糧・農牧業・軽工業省によると、作物栽培・農業科学研究所はこれまでに100種類以上の農作物品種を開発しており、そのうち20種類以上がすでに生産現場で成功裏に導入されている。
2025年には、新たにジャガイモの2品種「ダルハン212号」と「ダルハン222号」が経済流通に投入された。農業分野では毎年、早生品種の「ダルハン160号」、「ダルハン131号」および中晩生品種の「ダルハン190号」、「ダルハン144号」のスーパーエリート種子が400~450㌧使用されている。同研究所はまた、年間8万~10万個の健全なマイクロチューバー(微小塊茎)を供給しており、これは国内で使用されるジャガイモ原原種全体の約40%を占めている。さらに、同研究所は種子から栽培する球形タマネギ品種についての実証試験を完了し、生産コストを30%〜40%削減できる栽培技術を開発した。

バーサンスレン・ニャムジャブ食糧・農牧業・軽工業副大臣が同研究所を視察する際、副大臣に対し研究者らは、地球規模での生物学的脅威や遺伝的多様性の喪失が進む中、各国が消滅の危機にある植物種の遺伝子を100年先まで保存するために競い合っている現状を強調した。また、モンゴル国内の土壌の肥沃度およびその現状を総合的に分析し、科学的根拠に基づく土地利用戦略を策定する必要性について説明した。この取り組みの一環として、国際基準に適合した希少・固有植物種の種子を保存する国家種子保存ラボラトリーの設立が提案された。
さらに、研究所の科学者らは、輪作体系の最適化を目的とした2025年〜2030年の研究プログラム案を提示した。同プログラムは、科学的データを体系的に活用することで、農業分野の持続可能な発展を実現することを目的としている。


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