ヘンティー県 (県の紹介シリーズ 9)

モンゴルについて
著者 : Ц.Наранчимэг naranchimeg@montsame.mn 2018-05-08 15:15:53
 ヘンティー県は、モンゴルの東北部に位置し、南にスフバートル県、西にトゥブ県とセレンゲ県、北にロシア連邦、東にドルノド県とスフバートル県、南にドルノド県とそれぞれ接する。県庁所在地は、モンゴル帝国の初代皇帝の名で、「チンギス」。面積は約8万311平方㌔。行政地区は17郡。人口は約7万人。同県は、チンギス・ハーンの出生地、皇帝になった場所など遊牧民の歴史と文化を語る数多くの名所がある。観光客が最も興味を惹く7つを「七大名所」として紹介する。

ボルハン・ハルドン山

 
 ボルハン・ハルドン山は、ウランバートル市より279㌔にあり、同県のウムネデルゲル郡のヘルレン川西部に位置し、標高2361㍍にある。13世紀に、皇帝らの遺体を埋葬したため、この山を登るのを禁止された。チンギス・ハーンが子どもの頃から、この山を尊敬するのを誂えた。1992年、この山は神聖な場所として地元の人々に崇拝されており、1995年から国家崇拝山として指定され、4年毎に崇拝儀式が行なわれている。


 
チンギス・ハーンの記念碑

 
 
 同県のダダル郡にあるチンギス記念碑は、モンゴル最初のチンギスのための記念碑である。1961年、人民中央委員会決定により、高さ12㍍、土台10㍍の記念碑を設立して、火を燃やすように描かれた。銅の記念碑はボルハン・ハルドン山に向かって北西に特別設置された。










デルーン・ボルドッグ地

 
デルーン・ボルドッグはヘンティー県のダダル郡のゴルバンオール温泉(3つ温泉)の近くにある。デルーン・ボルドッグはチンギス・ハーンの出生地という歴史がある。2012年、モンゴル人、ロシア人、日本人の研究者らが協力して、デルーン・ボルドッグの南部にエネルギーの山オボー(突き上げた山)を作った。エネルギーの山の後ろにある「願いの木」に自分の願望を囁き、このオボーからエネルギーをもらい幸せになると現地の人々は語っている。





アバルガ・トソン温泉


 アバルガ・トソン温泉はヘンティー県のデルゲルハーン郡にあるヘルレンギーン・フドゥーアラルの近くに位置する。ウランバートル市より250㌔にあり、皮膚疾患とアレルギー, 精神疾患、背痛と慢性疾患、骨の損傷、腎臓病、婦人科疾患、膵臓全などを温泉や泥で治療する。





ハラズルヘニー・フフ湖(ハラズルヘニー青い湖)

 
 同県のツェンヘルマンダル郡の東部にあるツェンヘル川の近くにハラズルヘニー・フフ湖がある。フフ湖は、標高1675㍍に位置する淡水の大小2つの湖である。南部には木がなく、北部に森林とハラズルヘ山がある。フフ湖は山々に囲まれ、野生生物と自然の美しさが豊かである。1189年、この地域で、テムジンはモンゴル帝国のチンギス・ハーンの称号を戴冠された。2002年、ハラズルヘニー・フフ湖岸にはチンギズハーン生誕840周年記念のためのチンギス・ハーン像が建立された。
 

ヘルレンギーン・フドゥー・アラル(ヘルレン川のフドゥー島)
 

 デルゲルハーン郡にある、ヘルレン川を源流とし、東部にツェンヘル川、北部にセングリ川と接する4000平方㌔の領域をヘルレンギーン・フドゥーアラルという。1968年、自然保護区になった。ヘルレンギーン・フドゥーアラルでは、モンゴル帝国の時代にモンゴル最初の首都があり、集会が行われ、王位を戴冠した。







ラシャント岩
  

 バトシレート郡に、ビンデル山の東北にあるラシャント岩が位置する。石器時代から16世紀までのモンゴル東部の歴史的な珍しい場所である。ラシャント岩の近くに、石器時代の岩絵、様々な文献、彫刻、青銅器時代、鉄器時代、帝国時代の多くの埋葬塚と石碑がある。
 

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