モンゴル文字の遺産について国際科学会議、開催

社会
45@montsame.mn
2018-08-29 09:25:39
 教育・文化・科学・スポーツ省の後援により、モンゴル国立大学とモンゴル国立図書館が主催した同会議では、モンゴル、ロシア、中国、イタリア、ハンガリーなど9 カ国の学者と研究者30名が出席した。中国科学アカデミー史研究所のツェンゲ ル専門家は、中国の青海省から明らかにされた偉大な元に戻ったスクリプトと執筆セットの貴重な発見について語った。モンゴル帝国と直接関連しているこれらの貴重な発見を発表するのは初めてだ。この発見には、矢じりで書いた500枚の紙幣の刻印が含まれている。フランスの東洋言語文学研究所の教授であるアレクサンダー・ボビン教授は、「私はクイズ・トルゴイ・インスクリケーションに焦点を当て、モンゴル文字に基づいてラ マ語で書かれた碑文を研究している」と述べた。 東京外国語大学の二木博司教授は、「自分の大学の図書館に保存されている珍しい歴史的、文化的なモンゴル文書を研究している。20世紀にはモンゴル文字で書かれた新聞があ る。モンゴルからの最初の教師 は、1908年にモンゴルの文字を教えるために日本に着いた。さらに、1911年に、モンゴル語学学科がうちの大学に設立された。 その時以来、約40人のモンゴル教師が私たちの大学で働い ている」と述べた。会議は、モンゴル人と学者らが研究に関する情報を交換し、コラボレーションを開く可能性を示唆した。