モンゴルに300頭のビーバー生息

社会
naranchimeg@montsame.mn
2018-08-21 11:09:07
 齧歯類の中で最大の一つであるビーバーは、モンゴルのレッドブックに絶滅危惧種として載せられたほど、生息数が激減している希少動物である。モンゴルでは、ホブド県ボルガン郡にあるボルガン川に、約300頭のモンゴルの野生のビーバーが生息する。
「自然のエンジニア」といういわゆるビーバーは、その生息地の生態系バランスをユニークに保証する。具体的には、ビーバーが灌漑用の溝を掘ることで、運河やロッジ湿地を作り、その地域の湿度や水位を改善するという。さらに、ビーバーは、陸地と河川との境界に河川の生息地を確立し、それを維持することによって生物の多様性を促進する。研究者らは、ビーバーの移転や繁殖には長時間と継続的な努力が必要だと考えているが、徐々に低コストで利益をもたらすことができると考えている。
 ビーバー再配置プロジェクトマネジメントユニットのM.エンフバト管理者は:「いくつかの地域で崩壊しているトール川は、これらの地域の地下水損失を示しています。地下水位の低下は、地表水の地面への吸収を引き起こす。ビーバーは地下水資源を作る。プロジェクトの開始以来、我々は40頭のビーバーをハン・ヘンティー特別保護地区に移転させた。80~100頭ビーバーの導入はそのメリットをもたらすでしょう」と強調した。また、同氏は、緑の構造を広げ、ビーバーの数を増やす、ビーバーを宣伝し、観光地としての繁殖センターを拡大したいと語った。ビーバー再配置プロジェクトでは、ドイツのバイエルン州の14組のビーバーグループとロシアのキーロフ州の15組のビーバーグループが、2012年に移転し繁殖させている。また、2012年、テレルジ川の東に流出するザーニー川に16頭のビーバーが移転し、それ以来、ハン・ヘンティー特別保護地の研究者らが定期的な監視と調査を行っている。
 
 

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