「世界子ども俳句コンテスト」で大賞8人、入賞者31人を表彰

教育
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2018-05-03 12:31:24
 4月26日、ナラン外国語学校が「第15回世界子ども俳句コンテスト」の大賞、入賞者らの表彰式を行った。会場には入賞の児童のほか父母たちが祝福に駆け付けた。

 ツェツェルジャルガル校長によれば、この大会にモンゴルが参加したのは3年前から。年々参加者が増えており、今年は世界52ヶ国、6万人の応募があり、モンゴルでは35校1300人が参加したという。
 ルールは、15歳以下であること、俳句は3行で書き、同時に自分の描いた絵と内容がマッチすることなどで、母国語と日本語で発表する。今年のテーマは「いきもの」。児童たちは、自然の中の動物や花や木、人間などの素材を素直な感性で俳句に仕立てていた。どちらかというと詩に近い表現が目立った。表彰式には日本大使館から山田広報・文化担当や日本センターからは藤野国際協力基金調整員らが日本の伝統文化、俳句に挑む子どもたちに祝辞と激励のエールを送り、期待感を表明した。大賞に選ばられた42番学校のツェレンドルジ・バトオルギルくん(13歳)は、「大賞はとてもうれしい!」と頬を紅潮させた。受賞句は「月が沈んで 世界の色が明るくなり彷徨する魂が肉体に宿る」。