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モンゴルのビジネス環境、アジア12位


2017-11-06 14:23:48
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 1日、世銀のモンゴル事務所がモンゴルでの企業に関する調査結果を報告し、モンゴルの中小企業の融資の環境が改善されつつあると評価した。
 融資の確保はモンゴルの中小企業が直面している大きな壁となっているとしたうえで、担保となる不動産、つまり土地や建物、アパートなどを所有していないことなどが、事業者が銀行から融資を受けるのが困難な理由になっていると強調。この課題の解決策として世銀グループの加盟団体である国際金融公社、法務省、モンゴル銀行、またモンゴルの複数の銀行との2013年以降の協力の結果として中小事業者への融資の可能性が広がったとした。「ビジネス環境の現状」評価では100点満点中67.76点で、アジア地域の中では12番目となった。
 世銀は世界の国々のビジネス環境改善のためにここ15年間3200件ほどの改善策を遂行している。ここ一年間では119カ国で264件の職場創造、投資誘致、競争力強化に向けた改革を完了させた。
 国際金融公社モンゴル事務所のトゥエン・D・ングエン代表の報告によると、流動資産を担保にすることが可能になったことで、事業者が起業する際の融資を受けやすくなった。国際金融公社の支援により関連省庁が出して可決された流動資産や非物的資産に関する新しい法律が来年3月1日から施行される。この法律では中小企業の経営者に対して機械設備や売掛金などの流動資産を担保に融資を受けられるようになっており、現在9万
件の担保に関する情報が登録されている。担保の38%は機械設備、24%が家畜、5.4%が売掛金、2.0%が自動車だという。また融資を受ける人の24%は女性で、動産を担保にできるようになったことで特に自営業など小規模のビジネスを行う事業家が融資を受けやすくなり、モンゴルの経済が安定に向かっているとした。
 ビジネス環境ランキングでは上位にニュージーランド、シンガポール、デンマークなどがランクインした。また、36カ国で女性事業家に対する何らかの課題があると報告された。