ト ゥ ブ 県 の 七 不 思 議     シリーズ (3)

モンゴルについて
著者 : T.Mandukhai 41@montsame.mn 2017-10-17 20:02:11
 トゥブ県の領土面積は7 万4042.37平方キロ、人 口は9万2832人。夏と秋 は観光に最も快適で、歴 史・文化の名所が多く ある。同県に68ヵ所の自 然、歴史、文化記念の名 所があるが、そのうちの 7つの素晴らしい場所と なる「七不思議」を紹介 する。

マンゾシル寺院の跡地 
 ウランバートルから南部へ43キロにあるモンゴル の仏教寺院となるマンゾシル寺院がある。マンゾシ ルとは「知恵を守る仏」という意味である。200年 の歴史を持つマンゾシル寺院は1733年にボゴド山の ふもとに建てられた。18世紀に中央読経寺院が建て られ、前にボグド山が水を引き、人工湖を作ってい た。1937年の政治粛清の際に破壊され、現在、跡地 は博物館として保管され、1998年に文化遺産として 指定された。
 


ホスタイ国立公園 

 ホスタイ国立公園はウランバートルから100キロ にある。大自然に恵まれたこの場所を国は1998年に 特別保護地区として指定している。ここには野生 馬のタヒをはじめ、鹿、ガゼル、マーモットなど 約50種類の哺乳類が生息している。また、ここで世界に記録されていない一種の昆虫が発見さ れ、Epidamaeus khustaiensisと名づけられて いる。







グンジ寺 
 グンジ(王女)寺はウランバートルから東へ 120キロのトゥブ県エルデネ郡、トーラ川に合 流するバローンバヤン川、フフ川の源流地に位 置している。
グンジ寺は1930年までに誰も足を 運んでいない神聖な地だった。 清朝の王女が、1699年にモンゴル族のドンド ブドルジ貴族の妃になり、モンゴルに来たので ある。王女は1740年に亡くなる際、遺書に「私 はモンゴル人と結婚し長年経ち、既にモンゴル 人になりましたので、モンゴル領土に残してく ださい」と書き残したという。グンジ寺の壁の 高さは2.5㍍、幅と長さは70㍍、全面積は4900 平方㍍であり、王女の墓も保管されていた。


 
 
ゾルゴル・ハイルハン山 
 ゾルゴルハイルハン山は高さ1668㍍、花崗岩 から形成される美しい山である。この山には3 つの洞窟がある。ゾルゴルハイルハン山はウランバートルから150キロ、トゥブ県バヤン・ウ ンジュール郡のエルセン山から40キロにあり、 地方民に愛されてきた大自然の場所である。
 








チンギスハーン騎馬像 
 ウランバートル市から東へ53キロにチンギ ス・ハーン騎馬像が聳えている。チンギス・ハ ーン騎馬像の高さは施設を合わせて40㍍であ り、現在、世界の騎馬像では最も高い像にな る。馬の鬣は展望台になっており、そこから、 ボルハン・ハルドン山、デルンボルドグ地、フ ドウー・アラル地など、チンギスハーンの歴史 を述べた歴史的名所を眺めることができる。









トニュクック石碑
 トゥブ県のエルデネ郡、ナライハ区から東へ 15キロのところに突厥帝国に属するトニュクッ ク石碑がある。トニュクックは突厥帝国の天皇 の顧問を務めていた貴族名。トニュクック石碑 の周りにデール(民族衣装)を身に着けた9体 の人形石碑がある。また、南から東へ1300㍍の 場所に400本の石を連続で置かれていており、 現在その一部が見える。




ツォグト王子の石文 
 
 ツォグト王子という名前で知られているトゥ メンヘンというモンゴル貴族(1581~1637年) は自分の姉に向けてこの石文を1621年に書き残 したという。この石からかまどから出るような 音が響くため、地方民はドート(音を出す)石 文だと名づけている。石は黒色だが、中身から 白色が反射するため、文章がはっきり見えると いう不思議な石である。

本社記者:T.イスヘイトゥムル