モンゴル初の衛星「マザーライ」が成功裏に発射、高さ400キロで世界一周

科学
著者 : T.Mandukhai 41@montsame.mn 2017-06-08 17:35:35
 モンゴル国立大学の若手学者らにより制作されたモンゴル初の衛星「マザーライ」を4日、アメリカのフロリダー州のケニディ宇宙センターからSPACEX社のFALCON9打ち上げ機により発射された。
 絶滅の危機にさらされているゴビ熊の「マザーライ」と名付けられたこの超小型衛星はBIRDS国際宇宙開発プロジェクトの一環で作られた。本プロジェクトは、宇宙新興国との国境を越えた学際的な衛星プロジェクトであり、参加国は日本の九州大学とモンゴル、ガーナ、バングラデシュ、ナイジェリア、タイ、台湾の 7カ国の大学である。プロジェクトの目的は衛星プログラムの最初から最後までの一連のプロセスを学習するほか、大学における宇宙人材育成のための基礎を作り、各国大学における宇宙教育・研究プロジェクトを立ち上げ、未熟な宇宙プログラムを相互に助け合う国際的な人的ネットワークを形成することである。
 地球から400キロにある衛星からモンゴルは1日5~6回情報を収集する。衛星を発射することでモンゴルは単独での宇宙研究、国の地理写真の撮影、自然災害の防止などが可能になる。プロジェクトのチームメンバーによると、モンゴルの2回目の衛星を2019年に発射する予定だという。今回のマザーライは2日に発射予定だったが、現地での豪雨のため、発射日程がこのように変更されたのである。